ローコスト住宅の「住みやすい」間取りの決め方・アイデア集

『ローコスト住宅だと拘った間取りは難しい』なんて考えていませんか?ローコスト住宅でも工夫一つで「オシャレな間取り」「家事ラクな間取り」は作れます。このページでは、ローコスト住宅の間取りやコストを抑えるコツ、ローコスト二世帯住宅の間取り・価格の比較情報など、低コストな間取り作りをテーマに役立つ情報をお届けします。

ローコスト住宅の「住みやすい」間取りの決め方・アイデア集

ローコスト住宅でも妥協しない!住みやすい間取りを作る方法は?
二世帯住宅でもローコストに建てられるってホント?どの住宅メーカー??

ローコスト住宅の価格の安さはとても魅力的。でも「暮らしやすい空間」や「オシャレな内観デザイン」など、間取りの作り方にもトコトン拘って妥協は一切したくない!という方も多いのではないでしょうか。
ローコスト住宅といえば、間取りや空間づくりにアレコレ制限がつきまとう自由度の低い家づくりの方法。しかし、間取りの決め方や作り方、住宅メーカー選びのちょっとした工夫ひとつで、ローコスト住宅でも妥協しない!住みやすい間取りを作ることは可能です。そこで、この記事では

  • ローコスト住宅で作る間取りの特徴「注文住宅」「規格住宅」「小さな平屋」
  • ローコスト住宅の「コストを安く」「妥協しない」間取りづくりのコツ
  • ローコスト二世帯住宅の間取りと価格の相場

など、『ローコスト住宅の間取り』をテーマに、価格を安く抑えて妥協しない間取りづくりのコツ、ローコスト二世帯住宅の費用や価格の比較情報、理想の間取りプランを効率よく手に入れるお得情報などご紹介します。

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ローコスト住宅で作る間取りの特徴

ローコスト住宅でつくる間取りの特徴

ローコスト住宅といえば「価格の安い家」という答えが真っ先に返ってくると思います。しかし、具体的に「どんな間取りの家が建てられるのか?」即答できる方は少ないのではないでしょうか。まず、ローコスト住宅の間取りを考えるためには、大きく「注文住宅」と「規格住宅」、2種類の間取りを詳しく知る必要があります。

注文住宅とは、文字通り家づくりの要望を一から注文して建築される「フルオーダー(セミオーダー)タイプ」の一戸建て住宅のこと。一方、規格住宅とは、住宅メーカーによって間取りや設備の仕様、価格帯などがあらかじめ「規格」として決められた住宅プランのこと。

注文住宅か?それとも規格住宅か?同じローコスト住宅でも、この2つの選択次第で間取りの決め方やレイアウトの作り方は大きく変わってきます。では、ローコストに建てる注文住宅と規格住宅、間取りにはどんな違いがあるのか具体的に見ていきましょう。

ローコスト注文住宅(1000万円台の家)の間取り

注文住宅でつくる間取りの大きな特徴は、自分好みのこだわった空間を自由に作れること。たとえば、LDKを広く設計して大きい空間を多目的に使える「子育てしやすい間取り」や、親世帯と子世帯がちょうどいい距離感で暮らせる「二世帯住宅の間取り」、テレワーク時代にも対応した「個室のワークスペースがある間取り」など。限られた予算の中で、家族構成や生活スタイルに合わせた自由な間取りを作ることができます。

【タマホーム】動線や収納の工夫で”家事ラク”を実現させた間取り

【タマホーム】動線や収納の工夫で「家事ラク」を実現させた間取り

出展:SUUMO

本体価格の目安1,500万円~1,999万円(50.8万円~67.7万円/坪)
延床面積/坪数97.70m2(29.5坪)
家族構成夫婦

注文住宅の自由設計な家」と聞くと『費用が高額で手が出し辛い』というイメージが根強いですが、自由設計のメリットはコストダウンの調整もしやすいということがあげられ、大手の有名ハウスメーカーでも、1000万円台のローコスト注文住宅を数多く取り扱っています。
『”お手軽な価格設定“&”妥協しない間取り“』を両立させたい方は、ローコスト注文住宅を候補に加えてみるといいでしょう。

ローコスト規格住宅の間取り

規格住宅は、住宅メーカーが定めた「規格プラン」の中から自分好みの間取り選択する家づくりの方法。そのため、部屋数を増減させたり間取りの広さを調整する、キッチンなど水回りの配置を変更するなど、大幅なカスタマイズはできないケースが大半です。さきほどご紹介した、注文住宅とほぼ対極にあるのが規格住宅の間取りと言えるでしょう。

【ジブンハウス】”自分好みにカスタム”した規格住宅の間取り

【ジブンハウス】自分好みにカスタムした規格住宅の間取り

出展:SUUMO

本体価格の目安1,650万円
延床面積/坪数
家族構成夫婦

打合せを何度も重ねて間取りを決めていく注文住宅と違って、規格住宅の間取りは、住宅メーカーの経験や実績、マーケティングの結果によってハッキリと「規格」が出来上がっています。自分好みの理想的な間取りを見つけるには、住宅メーカー選びが非常に重要で、サンプルとして閲覧できる間取りプランを数多く見比べる必要があります。
個性的な間取りは重要ではなく『”とにかく低価格な家づくり“』という方は、規格住宅のローコストプランを候補に加えてみるといいでしょう。

小さいサイズのローコストな平屋の間取り

これまでにご紹介した「注文住宅」と「規格住宅」の他にも、ローコスト住宅の大きな分類としてはタイプが異なりますが、生活スタイルに合わせたコンパクトな平屋の間取りも人気が高いです。平屋の住まいといえば、「広々とした開放的な空間」と「移動しやすいフラットな間取り」が大きな特徴。
小さいサイズの平屋は、ワンフロア住宅のメリットをそのままに「シンプルでオシャレ」「コンパクトで無駄のない」、そこで暮らす人にとって”ちょうどいい広さの暮らし“を叶えてくれます。ちなみに、ローコストで小さい平屋の間取りは、一人暮らしの単身生活を希望される方にも人気が高いようです。

【はなまるハウス】24坪・2LDK~3LDKの小さい平屋の間取り

「はなまるハウス」の小さな平屋の間取り画像

出展:はなまるハウス

本体価格の目安870万円
延床面積/坪数24坪

20坪前後の間取り(1LDK~2LDK)を目安にした平屋は、本体価格にして1000万円台~または、1000万円以下に安く抑えることができ、さらに部屋数を多く必要としない場合だと500万円台~800万円の超ローコストで新築の家を建てることも可能です。
『”超ローコストな価格“&”コンパクトな平屋の間取り“』を考える方は、小さいサイズのローコストな平屋を候補に加えてみるといいでしょう。

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ローコスト住宅の間取りコストを安くオシャレに作る!4つのコツ

ローコスト住宅の間取りコストを安くオシャレに作る!4つのコツ

これまで、ローコスト住宅の間取り3パターンをご紹介してきましたが、このページをご覧の方の中には、『規格住宅の間取りプランは何処か味気ない』『コストを安く抑えてオシャレな間取りに仕上げたい』など、妥協しない!ローコストな間取りづくりを考える方も多いはず。

そこで、ローコスト住宅の間取りコストを安くおさえて、オシャレにも妥協しない!間取り作りのコツをご紹介します。また、予算に収まる価格・オシャレなデザイン、自分好みの理想的な間取り、これらを自ら考え形にしていくのは決して簡単な作業ではありません。
トコトン拘った家づくりを目指すなら、理想の間取りをプロのプランナーに作ってもらいませんか?しかも「無料」で。そんな間取り作りの役立つ情報もあわせてご紹介します。

シンプルなデザインにアクセントを加えた間取りにする

シンプルなデザインにアクセントを加えた間取り

ローコスト住宅の家はとにかく「シンプル&コンパクト」に作られます。建物の形状でみると正方形や長方形のシンプルな箱型、凹凸のないフラットな間取り、ベーシックグレードで材質・色味が統一された内装デザインになるケースが多くなります。

オシャレな間取りに拘る方であれば、シンプルなデザインの中にちょっとしたアクセントを加えて上げると、明るく開放的な広々空間、居心地のいいオシャレな間取りに仕上げることができます。たとえば『壁一面をオシャレに彩るアクセントクロス』、『木の暖かさを感じるフローリングの床材』などを上手く組み合わせるのが有効です。
つまり、間取りコストに強弱のメリハリを持たせることで、アクセントになる部材にお金をかけて『ローコスト&オシャレな間取り』に仕上げる。といったイメージです。シンプルとアクセントを上手く組み合わせて、納得できる間取り作りにチャレンジしてみて下さい。

間仕切り壁を少なくオープンな間取りにする

間仕切り壁の少ないオープンな間取り

住宅コストの中でも、部屋の数に応じた材料費や施工費は大きなウエイトを占めます。そのため、間仕切り壁をできるだけ少なく、ひとつの空間を広くオープンな間取りにすると大幅なコストダウンにつながります。規格住宅の場合も、LDKを広くとった「オープンプラン」を選択すると、比較的お手頃な価格で検討することができます。

たとえば、『テレワークの普及で書斎・ワークスペースを確保したい』『将来的なことも考えて子ども部屋は作るべき?』という、間取りづくりの悩みを抱える方も多いと思います。
思い切って独立した個室は作らず、広めにとったLDスペースにコーナーを設けてみるのもコストダウンのテクニックとして有効です。間仕切り壁の少ないオープンな間取りは、家族と過ごす時間や家事を手伝う時間が増えるなど、コストダウンだけでなくさまざまなメリットも期待できます。

水回りの配置を一箇所にまとめた間取りにする

水回りの配置を一箇所にまとめた間取り

キッチンやお風呂、洗面所やトイレなどの「水回りの設備」を一箇所に集中させた間取りにすることで、給排水などの配管材料や工事費のコストを削減できて、メンテナンスもしやすくしてくれます。また、水回りが近い位置に配置されることで、水回りスペースで行われる家事動線をスッキリ短縮させて、移動をスムーズに家事のしやすい間取りを作ることができます。

部屋数を少なくシンプル&コンパクトな平屋の間取りにする

シンプルでコンパクトな平屋の間取り

小さいサイズのローコストな平屋の間取り」でもご紹介しましたが、一人暮らしや夫婦二人暮らし、お子さんが一人のご家庭など、部屋数を多く必要としないコンパクトな暮らしを求める場合には「小さい平屋の間取り」もオススメです。

小さい平屋の間取り、最大の特徴は「ライフスタイルに合わせた無駄のない暮らし」ができること。家の広さをコンパクトにシンプルな間取りにするという発想は、平屋の快適な住環境はそのままに、室内の移動をスムーズにしてくれる回遊導線を自然な形で実現してくれます。また、家づくりに掛かる初期コストや住宅ローンの負担も軽くしてくれるので、ローコスト住宅との相性が良い間取りと言えるでしょう。

想像以上に難しい…。
『ローコスト住宅の妥協しない間取りづくり』
もっと手軽に”理想の間取り図“を手に入れる方法ってない??

希望の価格、理想の間取りをローコスト住宅で叶えるには、しっかりとした情報収集と豊富な知識の蓄えが必要不可欠です。理想の間取りを図面に書き出して、コストダウンの工夫も考えるとなると、相当な時間と労力を必要としてしまいます。ちなみに、、、

家づくりの条件に合わせた間取りプランを無料で作成してくれる、便利なWEBサービスがあるのをご存知ですか?
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「タウンライフ家づくり」について、利用できるサービスの特徴や使い方の手順、利用した方の口コミや評判が気になる方は、下記の記事に詳細をまとめています。ぜひ、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

無料の間取り図作成/住宅費用・見積もり比較サービス【タウンライフ家づくり】

ローコスト二世帯住宅の間取りと価格の相場

二世帯住宅といえば、親世帯と子世帯がひとつの住まいに同居する「大家族での暮らし」。暮らしの価値観や生活スタイルの違った2つの世帯が一緒に暮らす空間は、一世帯だけの住まいに比べると間取りの作り方、家づくりにかかる費用や予算も大きく違います。

二世帯住宅をローコストに建てるのは難しい?
ローコスト二世帯住宅だとお互いが住みやすい間取りは作れない?

こんなお悩み抱えていませんか?
ローコスト二世帯住宅でも、ちょうどいい距離感で快適に暮らせる間取りづくりは可能です。しかし、お互いの世帯が快適に暮らす理想の間取りを作るには、前もって抑えておくべきいくつかのポイントがあります。そこでここからは、

ローコスト二世帯住宅の間取り』をテーマに、基本的な3つの間取りタイプ、それぞれのメリット・デメリット、住宅メーカーごとの費用・価格の相場など、理想の二世帯住宅の間取りをつくるための役立つ情報をご紹介します。

二世帯住宅の間取りタイプ「メリット」と「デメリット」

二世帯住宅の間取りを考える上で、重要なポイントになるのが「生活スタイルや価値観に合わせた間取り」をつくること。二世帯住宅の間取りは大きく「分離型」「共有型」「同居型」の3タイプに分けられ、それぞれにメリットとデメリットが考えられます。

ローコスト二世帯住宅の間取りタイプ「メリット」と「デメリット」

完全分離型 二世帯住宅タイプ

完全分離型タイプ」とは、キッチン・玄関・浴室など全ての生活空間を世帯ごとに分離させ、お互いのプライバシーを重視した二世帯住宅の間取り。

メリット
  • お互いのプライバシーを守りやすい
  • 売却や賃貸運用がしやすい
  • 相続の問題が起こりにくい
デメリット
  • 建築コストが高額になりやすい
  • 二世帯のコミュニケーションがとりにくい

完全分離型タイプの大きなメリットは、一緒に暮らす安心感もありながらお互いのプライバシーを守りながら暮らせること。しかし一方で、建築コストが高額になってしまう大きなデメリットも生じます。水回りの設備をはじめ玄関やLDKなど、二世帯分のコストを必要とするため二棟の家を建てるのと変わらない費用が掛かってしまいます。
そのため、ローコスト二世帯住宅を考えている方には「完全分離型タイプ」は不向きな間取りといえます。

部分共有型 二世帯住宅タイプ

部分共有型タイプ」とは、玄関や浴室、リビングやキッチンなど一部を二世帯で共有して、ほどよい距離感で適度にプライバシーを保つ二世帯住宅の間取り。

メリット
  • お互いのプライバシーを適度に守れる
  • 家事や育児などをサポートし合える
  • 完全分離型と比べて建築コストを安く抑えられる
デメリット
  • 生活スタイルの違いがストレスになりやすい
  • 生活音や会話音がトラブルの原因になりやすい

部分共有型タイプの大きなメリットは、お互いのプライベート空間と二世帯の関係性をバランスよく保てること。家事や育児などをサポートし合えることも大きなメリットと言えるでしょう。一方で、生活スタイル違いがストレスの原因になったり、世帯ごとの生活音が気になるなど、適度な距離感がデメリットになってしまうケースも。

部分共有型の二世帯住宅の場合、キッチンやトイレ、浴室やリビングといった設備を共有して使用するため、一軒分のコストに抑えることができます。(とくに、高額になりやすい水回りのコストダウンは大きいです。)そのため、比較的ローコストに建てやすい間取りと言えるでしょう。

完全同居型 二世帯住宅タイプ

完全同居型タイプ」とは、寝室をのぞいて生活空間のほとんどを二世帯で共有させる、完全同居タイプの間取り。

メリット
  • 家族がお互いに助け合る暮らしができる
  • 建築コストを安く抑えることができる
  • 将来的に一世帯になっても間取り変更など対応しやすい
デメリット
  • お互いのプライバシー確保が難しい
  • 生活スタイルの違いがストレスになりやすい

完全同居型タイプの大きなメリットは、建築コストを安く抑えた二世帯住宅が建てやすいこと。また、大家族のようなお互いに助け合える暮らしができるのもメリットのひとつです。一方で、生活スペースの大半を共有するため、お互いのプライバシー確保が難しく、生活スタイルの違いがストレスになってしまうデメリットも。

ローコスト二世帯住宅を建てる場合、基本的にはこの「完全同居型タイプ」の間取りが多くなります。比較的ローコストに建てやすい間取りですが、プライベートスペースの確保も重視したいという方は、寝室の広さや配置場所にこだわった間取りにするといいでしょう。

ローコストに建てる二世帯住宅の費用・価格の相場

二世帯住宅の費用・価格の相場は、先ほどご紹介した3つの間取りタイプのうち、どのタイプを選択するかで大きく変わってきます。一般的なローコスト住宅の相場、1000万円台を予算とするならば「完全同居型タイプ」、もしくは「部分共有型タイプ」いずれかの間取りが基本的な考え方になります。
まずは、実例をもとにローコスト二世帯住宅の間取り、価格帯を見てみましょう。

富士住建で建てた「ローコスト二世帯住宅」価格:1500万円~

富士住建で建てた「ローコスト二世帯住宅」価格:1500万円~

出展:SUUMO

本体価格の目安1500万円 ~ 1999万円(47.5万円~63.3万円/坪)
延床面積/坪数104.54m2(31.6坪)
二世帯の家族構成両親+夫婦+子ども1人

上記の画像は、富士住建「完全フル装備の家」で建てたローコスト二世帯住宅の間取りです。1階を親世帯の主な生活スペースにして、2階は子世帯の生活スペース+家族が集まれるLD、3階が子世帯の寝室と収納スペースと「部分共有型タイプ」と「分離型タイプ」のバランスを上手く組み合わせた間取りに作られています。
価格も1500万円~1999万円と、低コストで親世帯と子世帯を分けた二世帯住宅の間取りを実現させています。インナーガレージつき、さらに世帯ごとにキッチン、浴室を独立させた作りは、お互いの生活空間とプライバシーを守るための工夫がなされています。

いかがでしょうか?
ローコスト二世帯住宅でも、お互いの生活スタイルに合わせた丁度いい距離感を保った間取りづくりは実現可能です。ただし、限られた予算に収まる「ちょうどいい」ローコスト二世帯住宅を建てるには、住宅メーカー選びが非常に重要なポイントになります。

住宅メーカー・工務店の失敗しない選び方

次に、皆さんが一番に気にするポイント「ローコスト二世帯住宅の価格」について、住宅メーカーごとの坪単価で比較して見てみましょう。

ローコスト二世帯住宅の坪単価を比較

ローコスト住宅メーカー坪単価の目安
タマホームの二世帯住宅40万円 ~ 80万円
ユニバーサルホームの二世帯住宅40万円 ~ 50万円
アイフルホームの二世帯住宅45万円 ~ 55万円
アキュラホームの二世帯住宅45万円 ~ 55万円
クレバリーホームの二世帯住宅50万円 ~ 60万円

※二世帯住宅の間取りタイプによって大きく変わります。

ローコスト住宅メーカーそれぞれの坪単価で比較すると、それほど大きな価格差は見られませんが、土地の条件や敷地面積、また間取りの作り方(二世帯住宅のタイプ)によって価格は大きく変わります。あくまで参考価格の目安としてお考えください。

また、住宅メーカーによって商品プランのバリエーションやアフターフォロー、対応できる間取りのプランニングなども大きく違います。そのため、ローコスト二世帯住宅を検討するには、複数の住宅メーカーから間取りや見積もりの提案を受けて、十分な時間をかけて比較・検討するのがとても大切です。

二世帯住宅を扱うローコスト住宅メーカー

最後に、二世帯住宅を扱うローコスト住宅メーカーの商品プランを見ていきましょう。そこで暮らす二世帯が、お互いのプライバシーをちょうどいい距離感で保ち、大家族で暮らす賑やかで快適な住まいをつくるには『住宅メーカー選び』と『間取りの作り方』がとても重要になります。

今回ご紹介するローコスト住宅メーカーの二世帯住宅を参考に、理想を叶えるピッタリの間取りプランを見つけてください。また、『手軽に”理想の間取り図”を手に入れる方法』という見出しでご紹介しましたが、家づくりの条件に合わせた間取りプランを無料で作成してくれる、便利なWEBサービスも存在します。
自分たちに合った丁度いい二世帯住宅の間取りを手元に揃えて比較したい!』という方は、ぜひこちらのサービスも有効活用してみて下さい。

タマホームの二世帯住宅プラン「木望の家」

タマホームの二世帯住宅プラン「木望の家」

タマホームの「木望の家」は、タテの空間を有効活用することで、土地条件や家族構成にも自由設計で理想の住まいをカタチにする、二世帯住宅対応の3階建て住宅プランです。

家族構成やライフスタイル、予算や土地の条件に応じて専任担当者が最適な間取りをプランニング。自由設計で要望に応じた間取り設計がされるため、「完全分離型」から「部分共有型」「同居型」と、二世帯住宅のさまざまな暮らしをカタチにしてくれます。
木望の家の坪単価は「40万~80万円」前後。要望に応じた空間設計・間取りプランの提案がされるため、価格帯の目安は広めになっています。しかし「狭小地に対応する3階建て」「幅広い二世帯住宅の間取りに対応」、さらに「長期優良住宅プラン」と、理想的な二世帯住宅の暮らしを目指す方にとっては、比較的リーズナブルな価格設定と映るかもしれません。

ユニバーサルホームの二世帯住宅プラン「ウィズ・ハート」

ユニバーサルホームの二世帯住宅プラン「ウィズ・ハート」

ユニバーサルホームの「ウィズ・ハート」は、”心地よく支え合う二世帯の家”をコンセプトに設計された、2階建の二世帯住宅プランです。

玄関スペースをのぞいて、キッチン・浴室・トイレといった水回りが1、2階でそれぞれ設置され、二世帯のプライバシーが守られ、適度な距離感の生活スペースが作れる「分離型二世帯住宅の間取り」が大きな特徴です。
高額になりやすい水回り設備を1、2階で設置し、分離型の生活スペースを実現した間取りにして、ウィズ・ハートの坪単価は「40万~50万円」前後。二世帯住宅プランを扱うローコスト住宅メーカーの中でも、お手頃な価格設定がされているといってもいいでしょう。また、ユニバーサルホームといえば、”地熱”を活用した「地熱床暖房システム」と住宅の基本性能を高める「高性能外壁材ALC」が有名ですが、ウィズ・ハートにも標準仕様で採用されていることも高く評価できるのではないでしょうか。

アイフルホームの二世帯住宅「ハッピーハーモニー」

アイフルホームの二世帯住宅「ハッピーハーモニー」

アイフルホームの「ハッピーハーモニー」は、子育てをしながら働くママさんの意見を数多く取り入れ、キッズセーフティ・ストレスフリー・エコロジー・絆設計、4つのキッズデザインの考え方をベースにして、”ママにうれしい二世帯住宅”として開発された商品。
玄関・浴室の部分共有型の間取り」をベースに、2階建・3階建てのプランが販売されています。

ハッピーハーモニーの坪単価は「45万~55万円」前後。完全自由設計ではないので間取りや空間づくりに一定の制限がつきますが、コストが高くなりがちな二世帯住宅の中でも、比較的ローコストにマイホームを手に入れることができます。

FAVOシリーズに商品プランを統一

※2020年4月、アイフルホームは主力の「セシボシリーズ」を始めとする商品ラインナップを一新して、「FAVO(フェイボ)」に統一されています。二世帯住宅についても新たに「FAVO for WITH」を取り扱っています。

アキュラホームの二世帯住宅「新世代木造 二世帯の家」

アキュラホームの二世帯住宅「新世代木造 二世帯の家」

アキュラホームの「新世代木造 二世帯の家」は、完全自由設計のノウハウを活かして、親世帯・子世帯がお互いに暮らしやすく、お互いのライフスタイルに合わせた快適な間取りを実現する二世帯住宅プラン。 完全自由設計で作られるため、「完全分離型」「部分共有型」「同居型」と、二世帯住宅のさまざまな暮らしを要望に合わせた間取りで設計してくれます。

新世代木造 二世帯の家の坪単価は「45万~55万円」前後。ローコスト住宅を得意とするアキュラホームの商品プランの中では比較的高めの坪単価が設定されています。しかし、完全自由設計でさまざまな二世帯住宅の暮らしを実現できるので、他の二世帯住宅プランと比べればお手頃な価格設定がされているといえるでしょう。なお、ご紹介した坪単価は、二世帯住宅の間取りタイプ、オプション追加などで大きく変わるため、あくまで目安としてお考え下さい。

クレバリーホームの二世帯住宅「円居 -まどい-」

クレバリーホームの二世帯住宅「円居 -まどい-」」

クレバリーホームの「円居(まどい)」は、親子両世帯の暮らしのリズムを把握しながらお互いが望む理想の「距離感」をカタチにした、”暮らしシェア率”という考えでプランニングされる二世帯住宅プラン。
自由設計で作られるため、両世帯に専用の玄関を設けて1階と2階で生活スペースを分けた「完全分離型タイプ」、キッチンと水回りを共用して両世帯が賑やかに暮らせる”つながり空間”を設けた「部分共有型タイプ」など、お互いのライフスタイルを尊重させながら、家族のつながり空間も大切にする、理想的な二世帯住宅の間取りを提案してくれます。

円居の坪単価は「50万円~」前後から。これまでにご紹介してきた二世帯住宅の坪単価と比べるとやや高めの価格帯が設定されています。二世帯の暮らしに応じて自由な間取り設計がされるため、価格のレンジはやや広く、二世帯住宅の間取りタイプによって価格は大きく違ってきます。ローコスト二世帯住宅の中でも、お互いの生活リズムやプライバシーも尊重させた自由度の高い生活空間を実現させたい方は、クレバリーホームの「円居」はオススメの商品プランと言えるでしょう。

まとめ:一世帯のローコスト住宅、二世帯のローコスト住宅も「理想を叶える間取りプラン」を見つけて下さい。

ローコスト住宅の間取り』をテーマに、ローコスト住宅でつくる間取りの特徴、価格を安く抑えて間取りづくりも妥協しない4つのコツ、ローコスト二世帯住宅の間取り・価格の比較情報など、幅広くご紹介してきましたが「コストを安く抑えた間取りづくり」の役立つアイデアは見つかったでしょうか?

ローコスト住宅の間取りは、注文住宅か?規格住宅?それとも小さい平屋、この3つの選択次第で間取りの決め方やレイアウトの作り方は大きく変わってきます。また、価格を安く抑えたローコスト二世帯住宅の場合でも、二世帯の生活スペースを分ける間取りのタイプによって、価格や予算の組み方も大きく変わります。
まずは、そこで暮らす家族全員が快適に過ごせる理想の間取りイメージをしっかりとしたカタチして下さい。その上で、予算に収まるローコスト住宅メーカーの候補をいくつかピックアップしてみて下さい。住宅メーカーが提案する間取り事例をいくつか見ていく中で、理想を叶えるピッタリの間取りが見つかることでしょう。

この記事のポイントまとめ
ローコスト住宅の間取りの特徴とは?

ローコスト住宅には、設計プランの異なる「注文住宅」と「規格住宅」の2種類があり、それぞれの特徴によって間取りの作り方や考え方が違ってきます。

ローコスト注文住宅の間取りとは?注文住宅でつくる間取りの大きな特徴は、自分好みのこだわった空間を自由に作れること。たとえば、LDKを広く設計して大きい空間を多目的に使える「子育てしやすい間取り」や、親世帯と子世帯がちょうどいい距離感で暮らせる「二世帯住宅の間取り」、テレワーク時代にも対応した「個室のワークスペースがある間取り」など。限られた予算の中で、家族構成や生活スタイルに合わせた自由な間取りを作ることができます。
ローコスト規格住宅の間取りとは?規格住宅は、住宅メーカーが定めた「規格プラン」の中から自分好みの間取り選択する家づくりの方法。そのため、部屋数を増減させたり間取りの広さを調整する、キッチンなど水回りの配置を変更するなど、大幅なカスタマイズはできないケースが大半です。さきほどご紹介した、注文住宅とほぼ対極にあるのが規格住宅の間取りと言えるでしょう。

この他、ローコスト住宅の大きな分類としてはタイプが異なりますが、生活スタイルに合わせたコンパクトな平屋の間取りも人気が高いです。小さいサイズの平屋は、ワンフロア住宅のメリットをそのままに「シンプルでオシャレ」「コンパクトで無駄のない」、そこで暮らす人にとって”ちょうどいい広さの暮らし“を叶えてくれます。

ローコスト住宅で作る間取りの特徴

ローコスト二世帯住宅の間取りタイプとは?

二世帯住宅の間取りには大きく「分離型」「共有型」「同居型」の3タイプに分けられます。

  • 完全分離型 二世帯住宅タイプ:「完全分離型タイプ」とは、キッチン・玄関・浴室など全ての生活空間を世帯ごとに分離させ、お互いのプライバシーを重視した二世帯住宅の間取り。
  • 部分共有型 二世帯住宅タイプ:「部分共有型タイプ」とは、玄関や浴室、リビングやキッチンなど一部を二世帯で共有して、ほどよい距離感で適度にプライバシーを保つ二世帯住宅の間取り。
  • 完全同居型 二世帯住宅タイプ:「完全同居型タイプ」とは、寝室をのぞいて生活空間のほとんどを二世帯で共有させる、完全同居タイプの間取り。

二世帯住宅の間取りタイプ「メリット」と「デメリット」

ローコスト二世帯住宅の費用・価格の相場とは?

二世帯住宅の費用・価格の相場は、「分離型」「共有型」「同居型」3つの間取りタイプのうち、どのタイプを選択するかで大きく変わってきます。一般的なローコスト住宅の相場、1000万円台を予算とするならば「完全同居型タイプ」、もしくは「部分共有型タイプ」いずれかの間取りが基本的な考え方になります。

また、二世帯住宅プランを扱うローコスト住宅メーカーの坪単価でみると、

ローコスト住宅メーカー坪単価の目安
タマホームの二世帯住宅40万円 ~ 80万円
ユニバーサルホームの二世帯住宅40万円 ~ 50万円
アイフルホームの二世帯住宅45万円 ~ 55万円
アキュラホームの二世帯住宅45万円 ~ 55万円
クレバリーホームの二世帯住宅50万円 ~ 60万円

坪単価の相場はおよそ「40万~80万円」を目安にすることができます。

ローコスト二世帯住宅の間取りと価格の相場

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